ベンチャー企業の面接官が新卒面接でみている3つのこと

僕は、人事経験がありませんでした。

マーケの現場をずっとやってきて、ベンチャー企業に飛び込んでから、採用を担当しています。

今では、新卒採用(インターン採用も含む)の面接を100回以上繰り返し、成功したり失敗してきました。

会社自体は3名だった組織が15名になりました。

会社員時代に人事経験がなく、起業してから独学で人事をしている僕が面接でみていることをお伝えしたいと思います。

いわゆる面接官や人事とは違う視点だったり、同じ視点もあるかとは思いますが参考にしていただければと思います。

 

ベンチャー企業が欲しがる第二新卒や新卒とは

大企業とベンチャー企業の違い

弊社は小さすぎるので、ベンチャー企業と言っても大小あり異なる部分もあるとは思います。

ただ、圧倒的に大企業とベンチャーでは採用に違います。

それは、採用に失敗してもいいか、採用に失敗してはいけないかです。

当たり前なのですが、1万人企業の新卒100人って、割合でいうと100人に1人です。

一方100人企業の新卒10人や30人企業の新卒3人は、割合でいうと10人に1人です。

新卒が占める組織の中の割合が圧倒的に違うため、採用として失敗が続くことは会社経営の失敗に直結します。

そのため、面接官の採用に対する本気度や、失敗をしないようにするという意識が非常に強いのです。

ベンチャー企業の現場で求められること

とはいえ、すぐに即戦力として活躍するのは非常に難しいです。

いくらポテンシャルがあったとしても、実際の仕事は経験や知識が大きく成果を左右します。

そのため、いかにスピード早く、即戦力になれるか。そして、即戦力に確実になれるかが大事です。

もちろん、それは採用において、組織構築において一部の視点ではあるのですが、

ベンチャー企業としては非常に優先度が高いものになります。

では、スピード早く、確実に即戦力になれる人材の要素とはなんでしょうか。

この要素が、僕が新卒面接でみていることです。

新卒面接でみている3つのこと

目的意識

目的意識は、非常に多くの情報を含んでいます。

まず、目的意識が何かによって、会社に合うかどうかがわかります。

例えば、働く目的が、安定的にお金を稼ぐためだったり、プライベートを優先して働くことだったりするとします。

働く目的の一部だったりすれば特段問題はありませんが、それが目的の一番上にある場合は、ベンチャー企業は向きません。

そういう会社はもちろんありますし、弊社も長時間労働を推奨しているわけでは全くありません。

とはいえ、ベンチャー企業はあくまで成長を続けることを前提とした企業です。

会社が成長しつづけるには、個人が成長し続ける必要があります。

そのためには、もしかしたら、プライベートを犠牲にする場合もあるかもしれません。

(ベンチャー企業に向いている人はプライベートを犠牲にしているとそもそも感じないかもしれません。)

そのため、個人の働く目的と企業の目的はすり合わせる必要があるのです。

このすり合わせがないと、個人も企業も両方が不幸になってしまいます。

また、そもそも目的意識がないという人もいます。

これは、個人の考えですが、自分のことを分析し、考えることが圧倒的に少なすぎです。

自分が何をしているときが一番楽しくて、何が得意なのか。そして、どう働きたいのか。どういう人間になりたいのか。

そういった目的意識がなく、生きている、人生の選択をするのは、その人の軸がないため、その選択をやりきることができません。

また、その選択が間違っていたとしても、結局何が間違っていたのかがわからないため、次も同じ失敗を繰り返すでしょう。

目的意識があること、そして、その目的が会社の方向性とあっているか。それがとても大事だと思っています。

責任感

責任感は、難しいところです。

と、いうのも面接では非常に見えてこないところだからです。

ベンチャー企業としては、人材にどうしても求めてくる要素だとは思います。

大企業と比べると、権限や責任を多く渡すことになるため、どうしても個人として責任感は必須となってきます。

この責任感は、生まれてから育った環境が非常に色濃く影響していると僕は思っています。

もちろん、責任感のなかった人が、多くのものを背負うことで責任感が生まれるというのはよくあることなのですが、

前述の記載のとおり、ベンチャー企業は失敗が許されません。

また、1人の新入社員の影響力が大きいため、責任感がない人間がいるとそれだけで社内の雰囲気が悪くなったり責任に対する考えが悪く伝染していきます。

具体的には、言い訳が多いとか、他人や環境のせいにする人は、わかりやすく責任感が欠如していることが多いです。

責任を別の何かに押し付けて、自分が逃げているからです。

素直さ

上の2つは会社にフィットして、継続するか、仕事をやりきるポテンシャルがあるかを判断する要素なのですが

「素直さ」は成長のスピードと成長量に直接影響すると思っています。

下記がそれを説明する図です。

既に知識も多く、学歴も高く、喋りもうまい人でも、素直さがなければ成長幅の角度は小さく

時間が経てば、何もなくても素直な人間に越されてしまいます。

中途は別ですが、新卒や第二新卒は最初の知識がいかにあっても、業界での経験値と比べると、大した差ではありません。

最初のスタートラインの位置よりも、成長幅の角度。y=aXだったら、このaの係数が非常に大事になってきます。

このaの係数はニアイコール素直さなのです。

賢さも重要な要素ではあるかもしれませんが、いくら賢くても言われて理解することと、実践して理解することでは学びの差が大きくあります。

素直なひとはこの実践を徹底して、実行します。その素直さが最も重要だと思っています。

まとめ

私は、まだまだ人事業務という点では、経験も知識も少なく、間違っていることは非常に多いかもしれません。

ただ、今、現場も人事も経営も全てをやっている身として、自信を持って言える、ベンチャー企業に必要な人材の要素はこの3つだと考えています。

新卒、第2新卒でベンチャー企業に入りたい方は、是非参考にしていただけると幸いです。

努力ではどうしてもできないことは、実際に存在すると思います。

ただ、目的意識は自分を内省して、考え尽くすことで見えてくると思います。

責任感は、自ら責任を負う機会を増やしていくことで身についていくと思います。

(責任を負うのはみんな嫌なので、負う機会を増やすことは容易いでしょう。)

そして、素直さは自らのプライドを捨てたり、人の言うことをしっかりと聞くことを続けることだと思います。

そうしたら、成長するための3つの要素(武器のようなもの)を集めてベンチャー企業の面接に行ってみたら、どの企業も欲しがる人材になるのではないでしょうか。

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たつお

たつお

アドテク好きの睡眠最優先人間。 大手代理店でコンサルを経験後、BLAM(http://blam.co.jp/)を創業。 好きな言葉は「明日があるさ」