新庄剛志にノーアポで会いに行き〇〇を決断させた“しくじり芸人”の話(中編)

どうも、DIGITALIAN編集長 兼 お笑いコンビ「バウストローク」の横井貴明です。

今回は、新庄さん企画「中編」です。

前編では、

  • 僕たちのロケ企画の内容
  • ロケをやるに至った経緯
  • ロケ1日目

までをお送り致しました。

※前編はこちらです↓

新庄剛志にノーアポで会いに行き〇〇を決断させた“しくじり芸人”の話(前編)

2017.07.27

 

復習も終わったところで、早速ロケの続きを見てみましょう。


2日目(6月19日)

〜調査開始〜

左:横井(筆者) 中央:アグス(現地の友人) 右:大山(横井の相方)

写真中央のアグスには、このロケのサポート役として、車の運転手や通訳を担当してもらいました。

行った調査の内容とその結果が下記です。

①“しくじり先生”での新庄さんのインタビュー映像(を自宅でやっていると仮定して)の背景を見て位置を推測。その周辺の聞き込み。
→それらしき家は見つからず、聞き込みでも特に手がかりはなし。

②ネットに転がっていた新庄宅画像の周辺を調査・聞き込み
→似たような家は見つかるが、訪ねても住んでいる人は新庄さんではなかった。聞き込みでも特に手がかりはなし。

※画像 ネットに転がっていた新庄宅画像↓

(出典:アスティティリゾート:Astiti Resort 新庄剛志 | Blog | バリ島 …

 

③新庄さんがよく出入りすると言われている飲食店・スーパーを捜索。聞き込み。
→飲食店の店員さん:「知らない。知っていても教えることはできない。」
スーパーの店員さん:「見たことはあるが最近は見てない。」
その都度、「お店に新庄さんが来店することがあれば渡してほしい。」と“新庄さんへの置き手紙”を残し、お店を後にする。

※置き手紙↓

④新庄さんは自宅近くにモトクロス場を作っているとの情報があったため、モトクロス場を探す。
→探している途中で道に迷ってしまったため、近くにいた男性(Aさん)に話しかけた。
すると、そのAさんの知り合いに、新庄さんの友達(Bさん)がいるという。すかさず交渉に入る。

AさんからBさんに電話をかけてもらい、取り次いでもらう事に成功。Bさんとも電話にて交渉を行う。
その結果、Bさんから新庄さんに直接電話をかけて、僕たちが会うことができるか聞いてくれることになった。
興奮する気持ちを抑えながら、一度、取り次いでもらったBさんとの電話を切る。

しばらくして、BさんからAさんに連絡が入る。再度取り次いでもらった。
すると、Bさんは開口一番
「イマ、新庄 ハ 日本ニ 帰省中ダ。ダカラ会ウコト ハ デキナイ。探シテモ ムダ。アキラメロ。」
と言う。

諦めない。
電話越しのBさんには「これ以上協力できない」という姿勢を見せられたため、Bさんからそれ以上の情報を得ることができず電話を切ることになってしまったが、
それだけに、“Bさんが、友達である新庄さんをかばって嘘をついている可能性”は十分あると思った。
よって、バリでの捜索を続行することを決意。

電話を取り次いでくれたAさんにお礼を言い、しばらく会話を続けた。

すると、「Aさんの思う、“新庄さんが住んでいるであろう地域(エリア①)”のガードマンに、Aさんの知り合い(Cさんとします)がいる」という情報を得ることができた。
Aさんは、こう提案してくれた。
「俺ノ 名前 出シテイイ カラ、Cサン ヲ 訪ネテミタラ ドウ?」

この時点で、辺りはだいぶ暗くなっていた。
そのため、モトクロス場の捜索を中断し、Aさんの提案に乗ることにした。
※時間帯的にモトクロス場が見つかったとしても、人がいる可能性が低いと判断

⑤Aさんの知り合いであるガードマン(Cさん)が働いている地域(エリア①)を捜索。
→エリア①に到着し、たまたま見つけたガードマンに
「あなたはCさんですか?」
と話しかけた。
そのガードマンは、Cさんではなかったのだが(「Dさん」ということにします)、なんと新庄さんに関する情報を持っていた。

Dさんは次のように話した。
「新庄 ハ 3週間クライ前 マデ、コノ エリア① 二 住ンデイタンヤ。ソノ家、見タナイ?」

今は新庄さんはエリア①には居ないらしい。
「エリア①に在住しているのでは?」というAさんの当てが外れて残念ではあったが、一応「その、新庄さんのかつての家を見てみたい。」と答えた。

Dさんに連れられしばらく移動すると、そこには、幾つもの大きな家が並んでいた。

Dさんは次のように言った。
「新庄 ノ カツテノ 家 ハ “コレ” ト、“アレ” ヤ。 ドヤ?圧ハンパナイ ヤロ?」

新庄さんは、僕たちがバリを訪れる3週間程前まで(つまり5月末頃まで)家を2つ持っていたらしい。ネットに転がっている画像の「新庄宅」とは全然違う。何度も引越しを繰り返しているのかもしれない。

Dはこう続けた。
「ほんで3週間前や、、新庄はんは、もっとあっちの方の地域(エリア②)に引っ越していったんや。つまり、新庄はんを探すんやったらエリア②やな…! せやかて、たーだウロウロとエリア②を探したところで新庄はんには一生会われへん。骨折り損のくたびれ儲けや…。」

横井:「確かに・・・。」

D:「そこでや、ずっと近くで新庄はんを見てきたこのワイから、兄ちゃん達に取っておきの情報をプレゼントや!…ええか?新庄宅には目印があんねん。それはな、、“車”や!家の前に“特徴的な車”があったら、それが新庄はんの家や。」

大山・横井:「そ、それは一体、どういった車ですか?」

D:「それはな、、、、乳母車や!」

大山:「え…?うばぐるま、ですか?」

D:「いや、ボケやボケ!こんなんボケに決まっとるやないか(笑)いやいやツッコまんと〜兄ちゃん達!芸人やろ?そんなヌルいお笑いやってる場合ちゃうで〜?ホンマ〜。」

大山・横井:「はあ。」

D:「なー?わかるやろ? これがバリ人のノリや…!」

大山・横井:「あ〜。」

D:「チッ、あーもうええわ!なんかお前ら見てるとイライラするわ!ほんま関東人きっしょいわ〜。」

大山・横井:「…。」

まとめると、

⑴新庄さんの住んでいる地域がわかった。→“エリア②”
⑵新庄さん宅には、目印がある。→“乳母車(仮)”
⑶新庄さんはバリで何度も引越しを繰り返しているのかも(?)

その他わかったことは、
「バリのガードマンの一部の人間はめっちゃ個人情報を漏らす」
「バリのガードマンの一部の人間のノリは、なんか日本でも見たことある」
ということ。
※おかげで“企画推進”という面では本当に助けられました。

そんなこんなで、(ガードマンのCさんには会えませんでしたが)我々は、“新庄さんの引越し先”であるエリア②を目指すことを決意。


道中、
「新庄さんに本当に会えるかもしれない…!」
と気持ちが高揚していったが、その一方で
「新庄さんが引越しを繰り返している理由が、“新庄さんを探す人間に居場所を突き止められたくないから”なのだとしたら…」
と、自分たちが今していることへの罪の意識がどんどん大きくなっていった。

⑥“エリア②”で“乳母車(目印)”のある家を捜索
→おそらく新庄宅であろう、“その家”は、割とすぐに見つけることができた。しかし、このとき時間は22時を回っていた。
さすがにその時間からインターフォンを鳴らすような真似をするつもりはなかったが、目の前を覆う大きな“門”に圧倒され、しばらくその場で立ち尽くしていた。
「旅の目的地に辿り着いたのかもしれない…」という感動も合間って、不思議な興奮状態に陥っていたのを覚えている。

そうしていると、門の向こう側(玄関の方)から物音が聞こえた。そしてその音が次第にこちらへ近づいてきた。
「防犯カメラにでも映り込んでしまっていたのかもしれない…!」「誰かが来て怒られるかも…!」という不安に襲われ我に帰り、僕たちはその場を離れた。

少し時間を置いてそっと様子を伺うと、門の前に新庄さんが立っていた。車を出して、どこかへ出かけようとしているように見えた。ここで、その家が新庄さん宅であることを確信した。
「この機を逃したら(今会いに行って話しかけなければ)もしかしたらもう会話するチャンスは無いかもしれない」とも考えたが、「時間帯的にあまりにも失礼だ」と考え、翌日の日中に改めて会いにくることに決めた。

この決断をしてから間も無く、新庄さんは車で街へと消えて行った。

 

明日はいよいよ勝負の日。

今夜も大山の寝落ち姿に願掛けして就寝。。

 

3日目(6月20日)

〜新庄宅へ〜

お昼前に新庄宅に到着するように宿を出発した。

車中、「そういえば、昨日Bさんが“新庄は日本にいる”って言ってたけど、やっぱり嘘だったのかなあ?…だとしたら、今から押しかけたらめっちゃ煙たがられるだろうなあ。」
などと考えていた。

11時頃、新庄宅の前に到着。久しぶりの登場となるが、ここまで実は影で大活躍している“運転手兼通訳”のアグスには離れた場所で待っててもらうことにした。

意を決してインターフォンを押すが、反応はない。

程なくして、一人の男が新庄宅を訪ねてくる。
男は新庄さん宅の清掃員だと言う。その清掃員は「新庄を呼んで来てあげる」と慣れた手つきで門を開け、奥へと進んで行く。

僕たちは門の外で待つことにしたが、運命の瞬間はすぐに来た。

清掃員が中に入って行ってから数分後、開けっ放しの門の向こうから人影が見えた。

新庄さんだった…!

新庄さんは、少し離れた位置から僕たちのことを一瞥して、

「…誰?」

と言った。

 

 

『うわあ』

『これは絶対怒られる・・・』

 


 

中編はここまでです。

 

兎にも角にも、新庄さんに“会う”ことはできた僕たちバウストローク。

この後、一体どうなってしまうのでしょうか。。

 

そして、僕たちが“新庄さんに決断させたこと”とは…?

次回作をお待ちください。

 

まとめ

中編までで僕たちがわかった新庄さん

3日目までの新庄さんの調査でわかったことが下記です。

  1. 新庄さんの現在の家(6月19日時点の)
  2. 新庄さんの引っ越す前の家2つ
  3. 状況を総合して、新庄さんはバリで何度も引越しを繰り返しているかもしれないということ

 

中編までで横井が感じた仕事における大切なこと

今回のこの“新庄さん企画”、「どうせ行っても会えっこない」と周囲に言われまくっていましたが、実際、中編までで“会うこと”はできました。

そして、その結果、本メディア記事作成。そして、動画配信(時期未定)など、僕たちにとっての“仕事”に繋がりました。

これを踏まえて、あくまで僕の主観ですが、大切なことは下記だと思います。

大切なこと→“ノリと勢い”

「なんか面白そう」って思ったことを、馬鹿みたいに時間もお金もつぎ込んで“やりまくる”ことだと思います。
まあ実際は、「面白そうって思ったからこそ勝手に体が動き出している」みたいな感覚に近いのかもしれませんが、これが結局は仕事になったり仕事に活きたりするんだと思います。

「やりたい」と思うことが、“今回のロケに対するこの記事”みたいに「直接的な仕事」に繋らないことも当然あると思います。
しかし、それを繰り返すうちに、肩書きが増えたりして、それら全ての要素が互いに活きてきて(要は自分という人間に箔がついて)社会で重宝される人間になっていくのかなあと思います。特にこれからの社会では。

そういう意味では、僕たちは、「企画面白そう。だからバリに行こう。」ってシンプルに考えられた時点で(「成功したも同然」とはいいませんが)“勝っていた”のかなと思います。
「もしかしたら失敗してお金が無駄になるかも」とか、「叩かれるかも」とか、やってみなきゃわからないことをグズグズ考えたり、「無理だろ」とか言う周囲からの横風になびいてても、時間と精神を無駄に消費するだけだと思います。これが僕の思う、“負け”です。そんなものは邪魔でしかないと思います。

また、これから生きていく時間の大半を占めるであろう“仕事”、自分がやりたいと思っていることをやっている方が精神衛生上も良いに決まってます。
第一、やりたくないなーと思ってることを、ただのワーカーみたいにダラダラとやっていたところで、その程度のパフォーマンスだったら、大半が、流行りの“AI”とかに取って代わられちゃうんじゃないのかなあーと思います。いずれは。
※ただ、発想として、「AIが僕たちの身の回りの事をやってくれるから、僕たちは面白そうと思ったことをやるのに集中できるよね」っていう考え方のほうが僕は好きですが。

“やりたいと思っていること”とは、極論、遊びみたいなことでも何でも良いと思います。(それこそ今回の企画みたいな。)
多分、時代の流れ的にも、「やりたいこと=仕事」を自ら生み出していくような動きができた方が、また、そういった動きができる人間に変わっていった方が、その“時代”の波にうまく乗れるんじゃないのかなあ?と思います。

まあこんな感じです。

誤解が生じないように気をつけて書いたつもりまですが、かなりざっくりと書いてしまったので、、この辺の詳しい話も、改めて記事にできたらなあと思っています。(“新庄さん企画”とは別で)

 

それでは!

後編の方も、よろしくどうぞ〜

 

The following two tabs change content below.
横井貴明

横井貴明

DIGITALIAN編集長。本職はお笑い芸人です。書道が好きです。