「意外と知られていない!?広告とPRの違い」

こんにちは。インターンのマレーです。

 

皆さんは広告とPRの違いを言えますか?

何となく分かるけど、明確には言えない人も多いのではないでしょうか。

実際に、代理店に勤めている人や企業のマーケティング担当者の方でも、明確にその違いを言える人は少ないそうです。

今回は皆さんの「何となく」を解消すべく、広告とPRの違いや、PRで出来ることをご紹介していきます。

広告とPRは全くの別物

何が違うの??

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結論から言うと、広告とPRは全くの別物です

たしかに、よく[PR]っていう表記があるバナーや記事を見るから、

広告=PRだと誤解してしまうのも理解が出来ます

 

まずはPRの定義を知ることで、広告とPRの違いをみていきましょう

アメリカPR協会では次のようにPRを定義しています

PR(Public Relations)

“ Public relations is a strategic process that builds mutually beneficial relationship between organizations and their publics.”

マレーシア育ちの私が僭越ながら訳させて頂くと、

PR(パブリックリレーションズ)

「パブリック・リレーションズは組織とその周囲の人たちとの間にウィンウィンで良好な関係性を築くための戦略的なプロセスで御座います」

とのこと。

 

ここで言う「周囲の人たち」というのは

消費者、報道機関、取引先、株主、従業員、地域社会、政府機関・・・・等々

企業が関わる全ての機関・人々・環境・社会を意味します。

 

つまり、企業と企業を取り囲む全ての人々の間にピースフルで、最高な関係を築いていくことがPRの目的なのです。

 

どのように関係性を築いているのか

「信頼出来る情報」が鍵!?

関係性

 

気になりますよね

ここで、分かりやすく広告と比べるために、対消費者との関係性にフォーカスして一例を挙げます。

例えば、ある企業が新商品を開発して発売するとしましょう。

広告ですと、テレビCMやネット広告で広告を出して認知を拡大していくと思いますが、PRのアプローチは違います。

 

PRは企業が直接、消費者に発信するのではなく、(例外は除きます)

報道機関(テレビ局や新聞社、ネット系のメディア)に「新発売するよ!」という情報を発信し、「ニュース」として取り上げてもらいます。

消費者はその「ニュース」を見る事で「新発売の商品」を知ることが出来ます。

ここでの決定的な違いは「消費者への情報の入り方」です。

 

広告は「企業からの一方通行なコミュニケーション」であるのに対して、

PRは報道機関が発信するニュースとして、消費者に情報が入ります。

ニュース的な「客観的な視点」が介在することで、消費者にとって「より信頼できる情報」として、企業の「伝えたいこと」を広げていくことができるのです。

 

 

ニュース化って無駄??

果たして無駄なのでしょうか

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でもわざわざ、ニュース化するのって何だか二度手間な感じがしますよね。。

分かります。

 

ただ、「CMになったから違うチャンネルにしよっと!」、「スマホの広告うざ!」みたいに「広告嫌い」みたいなマインドって多くの方が感じた経験があると思うんです。

これって、広告が必ずしも消費者に受け入れられているとは限らないってことなのではないでしょうか。

その背景には広告は「信用出来ない」みたいな感覚があるのでしょう。

 

一方、テレビのニュースやネットニュース(※信用できるメディアに限ります笑)は広告と比べると信用できると感じる人も割と多いのではないでしょうか。そこでPRの「第三者的な視点」が力を発揮するのです。

企業の伝えたいメッセージを消費者の信頼出来るニュースという手段を使って広げていくことが、企業と消費者の「良好な信頼関係」を築いていくことに繋がるのです。

 

また、PRは広告費みたいにバカ高い金額を使わなくても、情報ネタや情報設計次第では、広告と比べて安価に情報を広げていくことが出来る点もポジティブな面であります。

 

「広告よりも費用対効果良くて、信頼出来るPR最強説」

 

と、なんだか、PRの良い面ばかりお伝えしてきましたが、もちろんデメリットもあります。

広告は企業の発信したい情報を「自由」に伝えることが出来ます。

(もちろん法令や実現可能範囲内ではありますが)

 

一方、PRは報道機関に伝えたい情報を伝えるのですが、

その後は報道機関が伝えたいように伝えていきます。つまり、企業が伝えたいことをコントロール出来ないということです。そのために、企業が伝えたい情報が違う意図で伝わったり、訴求したい内容が目立っていなかったりということが起こり得るのです。

プロモーションを行う際にはそういった両者のメリット・デメリットを十分に理解することが重要です。

「広告 VS PR」的な構図に聞こえているかもしれませんが、断じて違います。

 

広告でできないことをPRでやったり、その反対にPRで出来ないことを広告でやったりと、お互いを補完し合いながら、マーケティングコミニケーションを設計することが肝になってきます。

 

まとめ

  • 広告とPRは全くの別物
  • 広告は一方通行なコミニケーション、PRは様々な方々との関係性を築く
  • 広告とPRはお互いを補完してプランニングするとGOOD

まあこんな感じでしょうか。。

次回は、PR先進国のイケイケなPR事例を引っさげてきますので、しばしお待ちください。

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マレー人

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マレーシア生まれUK育ち、国際色溢れるインターン生。 好きなことはクリエイティブ検証 好きな言葉はコンバージョン

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