働き方 2018.9.10

【要約・感想】「LIFE SHIFT(ライフシフト)100年時代の人生戦略」から考える幸せな人生とは

周りがずっと良書だと言っており、読んでみるとやはり良書。

この時代のバイブルになるのではないでしょうか。

弊社BLAMのビジョンは「幸せな人生を送る人をハタラクを通じて創出する企業であること」です。

これから、幸せな人生を送る人が働くを通じて、それを達成していくために必要なヒントはこの本にありました。

今の若者は100年生きるのが当たり前?

この本が伝えたいこと

この厚めの本を、簡単に要約してしまうと

「人生は100年続くようになる。そのため、今までのライフステージの考え方は破綻し、複雑なマルチステージ化する。

 その中で、個人は貯金や物件といった有形資産だけでなく、無形資産の構築と運用が大事になってくる。」

というお話です。

「なぜ、100年生きるのが当たり前になるのか?」ですが、これは本書を読めばデータを元に説明してあるので納得すると思います。

また、江戸時代の平均寿命4,50代だったので、それが右肩上がりに伸びていることを考えれば、決して不思議なことではないですね。

僕は1990年生まれなのですが、実際に小学生のころから周りの友人も含めて「別に人生長生きしたくない」って言っていました。

そんなに長く生きても意味がないと、小学生の頃から思っていたのって、今考えると酷いですよね・・。

本書でも出てくるのですが、最もひどい人生は「不快で残酷で長い」ことです。

ただ、この100年時代の考え方は、「残酷」ではないのです。

医療の発達により、健康年齢自体が伸びるので、人によりますが幸福に生きることの出来る人は幸福に生きる時間が伸びていくのです。

この「100年時代」=「幸せな人生」をどうやって成立させるかが、今後大事になってきます。

大企業にぶら下がれない。人生のマルチステージ化

終身雇用の終焉

今までは、「教育」→「仕事」→「引退」というのが従来の一般的なキャリアでした。

特に高度経済成長期の日本においては、大企業に就職してしまえば、終身雇用かつ年功序列の制度により
安泰して定年退職まで働きつづけることができました。

さらに、年金制度も今と比べるとしっかりと整っており、老後に対しての不安も少なかったのです。

しかし、平成生まれ以降の人間からすると既に生まれたときからバブルが崩壊し、日本の経済成長は鈍化していました。

そのような中で、平成生まれは、一般的な「大企業」に入社すれば安泰というモデルの崩壊を体で感じています。

実際に僕が就職活動をしていたときも、その考えが根本にありました。

ワークスアプリケーションの社長である牧野さんが、説明会で言っていた言葉が僕にとって大きく響きました。

「大企業でさえ潰れたり、リストラがおこる時代。個人は、生きていくスキルを身につける必要がある。
若いうちからスキルを身につけられるのはITベンチャーである」

具体的な言葉はあっているかわかりませんが、このようなニュアンスでした。

つまり、個人の入っている箱(会社)ではなく、個人としての市場価値が大事になってくる時代です。

さらにこの本では、日本で言うその終身雇用的な働き方が終わり、下記のような新しいステージが登場しつつあるといいます。

エクスプローラー=選択肢を狭めずに幅広い針路を検討するステージ

インディペンデント・プロデューサー=自由と柔軟性を重んじて小さなビジネスを起こすステージ

ポートフォリオ・ワーカー=さまざまな仕事や活動に同時並行で携わるステージ

個人として独立して働けるスキルが必須になっているのを感じます。

上海では、特定のスペシャリストたちが、あるプロジェクトの際に集まってプロジェクトを達成し、解散する。

また、別の所でプロジェクトが立ち上がってそれに参加する。という働き方が増えているそうです。

これは確実に日本でも進むでしょう。

そして、こういった働き方ができないと「仕事が面白くないなんて、つまらない人生を送っているね。」と言われてしまう時代なのかもしれません。

3つの無形資産

人生が長くなることで必要となる無形資産

本書では、下記3つの資産を形成する必要があると唱えています。

生産性資産

人が仕事で生産性を高めて成功し、所得を増やすのに役立つ要素。スキルや知識に加えて仲間、評判や信頼などその他の要素

活力資産

肉体的・精神的な健康と幸福のこと。健康、友人関係、パートナーやその他の家族との良好な関係など。幸福感と充実感をもたせる活力になる資産のこと。

変身資産

100年を生きるうえで起こる変化に対応するために必要な資産。
自分についてよく知っていること、多様性に富んだ人的ネットワークをもっていること、新しい経験に対して開かれた姿勢をもっていることなど

まず、生産性資産は上記でも述べた市場価値に近いのかなと考えます。

もっと、本質でいうとお金を稼げる能力なのでしょうが、仕事をもらうという意味合いでは市場価値とも言えるのではないでしょうか。

これは、勉強して、頑張るしかないですね。ただ、そのスキルの方向性を決めるのも大事そうです。

その期間が、「エクスプローラー=選択肢を狭めずに幅広い針路を検討するステージ」なのでしょうね。

これは現在、日本でいうと大学時代のモラトリアム期間やインターンとかが担い始めていると思いますが、今後は新卒という概念もなくなっていき、

エクスプローラーの期間が伸びていくのかもしれません。

活力資産は、シンプルに肉体的かつ精神的健康なことなので、今後はブラック企業なんて全く人を雇うことができなくなりそうですね。

そして、それを支えていくのが医療の高度化なのでしょう。

現在、ジムに通う人が増えていますがそれもこの活力資産が大事と考える人が増えている影響なのかもしれません。

最後に変身資産ですが、これは保有するのはとても難しいものだと僕は思います。

これを形成するには、自ら考えて動くことが必須となります。

ベンチャー企業に飛び込むのも一つの手ですし、自ら新しいコミュニティに入っていったり、さらに複数のコミュニティ(仕事でもプライベートでも)を

自らが所属し続ける必要もあるでしょう。

個人的にはこういった、資産形成を仕組み化していきたいと思うわけです。なぜなら、面倒くさいからです。

ただ、人生を豊かにするには必要である資産なので、個人的にもどうにかしたいですね。

まとめ

平均寿命が変わるだけで、僕達の人生は大きく変わります。

さらには、デジタルやAIなどのテクノロジーの進化。それに伴う「ハタラク」ことや「生きる」ことの変化。

そんな時代に生きている私達は、バブル時代を過ごした親世代のライフステージとは全く異なるライフステージを歩まなくてはいけません。

そのような変化を的確に捉え続け、そして考えて学び、経験をし続ける。そういった努力をしていかなければ、
本当に幸せな人生を生きることは難しい時代なのかもしれません。

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アドテク好きの睡眠最優先人間。 大手代理店でコンサルを経験後、BLAMを創業。 現在は新規事業領域を担当し、パラレルワーク支援事業に従事。

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